片山とらのすけ

おおさか維新の会

メールマガジン

一覧はこちら

2018.04.03

1210号 「やっぱり!トラさん」(4月2日)でのコメント

 FM「おかやま」の標記の番組で、大要次のとおりコメントしました。

 ① 327日佐川前理財局長の証人喚問が、森友学園に絡む決裁文書改ざん問題をメインにして、午前2時間参議院の、午後2時間衆議院の予算委で行われた。佐川氏は刑事訴追の恐れがあることを理由に50数回証言を拒否し実態は全てが明らかにはならなかったが、改ざんに政治が関与していないこと、国会答弁との整合性をとる必要があったこと、理財局が中心で進め近畿財務局も作業したこと、佐川氏自身も関わっていること等は何となく浮かび上がった。しかし、それにしてもこのところ役所の劣化が目立つ、こんな改ざんが隠し通せる筈はないし、明らかになればどんなリアクションがあるか誰でも判る。また、証人喚問で事態が明確になったことは殆どなくむしろ混迷する、それでも野党は政局にしたいため言い続ける。

 ② 平成30年度当初予算は28日に参院で可決成立した。29日は自然成立だから一日前だ。一般会計予算額977128億円、一体で執行される前年度補正予算を加えると100兆円を超える。4月から通常国会は重要法案審議の後半戦に入る。

 ③ 325日から29日まで北朝鮮・金委員長が極秘裏に北京を電撃訪問、習近平主席と中朝首脳会談を行った。この時期のこの会談は双方に大きなメリットがある。北朝鮮にとっては米朝会談を控え、中国を後ろ盾にして軍事オプションも辞せずという米国を牽制できる、中国にとっては北朝鮮カードを残しつつ貿易戦争でも米国に対抗できる。41718日は日米、27日は南北、5月中旬日中韓、5月末米朝と首脳会議が続く大事な時期を迎える。日本外交としては「日本置き去り」は絶対阻止、拉致問題はこの機会に全面解決は譲れないところで正念場を迎える。

ページトップへ