片山とらのすけ

おおさか維新の会
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2018.04.26

1214号　「ズバリ！トラさん」（4月26日）でのコメント

　FM「くらしき」の標記の番組で、大要次のとおりコメントしました。

　①　17、18両日、トランプ大統領と安倍首相の首脳会談が行われた。大きなテーマは2つ、北朝鮮への対応についてはおおむね一致、北朝鮮が非核化するまで圧力最大化路線を堅持することは当然だが、ポンペオCIA長官の極秘訪朝など事前に日本に連絡があったのかどうか。もう一つの通商関係では、トランプ氏は2国間協定を、首相はTPP復帰をともに譲らず、結局中をとった形で、茂木経済再生相とライトハイザー米通商代表部代表による「自由で公正かつ相互的な貿易のための協議」を始めることで合意した。米国による鉄鋼・アルミ製品への関税対象からは除かれなかったものの、日本製品の特殊性から実質的な被害は軽微だと見られている。

　②　南北首脳会談は27日、板門店の韓国側施設「平和の家」で開かれる。集まるメディア関係者は3千人、世界中の注目を浴びている。議題は、朝鮮半島の非核化、恒久的な平和定着、南北関係の改善が中心で、韓国政府は北朝鮮の非核化をうたう新たな共同宣言を採択する方向で検討している。また、朝鮮半島の戦争状態の終結を定める平和協定の締結も協議する考えのようだ。北朝鮮は核実験やICBM発射を中止し核実験場の廃棄を早々に決めたが、さてそれ以外についてはどう動くか。

　③　国会は野党6党が衆参両院で審議拒否し、空転が続く。26日の衆参予算委の集中審議にも欠席した。与党はそれでも開会し、野党不在を世論に印象付けようとしている。わが党が主張した柳瀬氏の証人喚問も見送られた。野党にとっては国会での論戦こそ主戦場、その放棄は自殺行為だと私は思う。審議拒否、日程闘争は、大昔の抵抗政党の戦術だ。野党6党の支持率が総計20％なのもやむを得ない。

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