片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2016.11.24

1096号 「ズバリ!トラさん」(11月22日)でのコメント

 「FMくらしき」の標記の番組に出演、私のコメントは、大要次のとおりです。

 ① トランプ情報が世界を駆け回っている。安倍首相は、トランプ氏が米国次期大統領に決まってから電話をしたのは英国のメイ首相の次、直接会ったのは最初とのこと。この会談については批判があるが、会わないよりは会った方がよいと私は思う。結果はともかく相互理解はずっと進んだのではないか。日米同盟は切っても切れない関係であり、わが国外交・安全保障の基軸であることは変わらないのだ。

 ② TPP加盟国首脳会議は、APECに合わせて19日、ペルー・リマで開催され、各国はこれまでと同様発効手続を進めることを確認した。マレーシア、ニュージーランドは終了、日本、シンガポールも早い時期に終了見込だ。米国の動向は予断を許さないが、不調となれば米国抜きで中国も入る「東アジア地域包括的経済連携(RCEP)」やAPEC21か国・地域による「アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)」が現実味を帯びて来る(21日、トランプ氏はTPP離脱を表明)。

 ③ 安倍首相とロシア・プーチン大統領との首脳会談が19日、リマで開催された。今回で両者の会議は15回に上る。12月には、15日に日本の山口県長門市で、16日には東京でも予定されている。リマでの会談で、プーチン大統領は北方領土における日ロの共同経済活動に意欲を示した。念頭には、水産業やインフラ整備について両国政府が連携しての開発事業や両国企業の合弁事業があるとの報道。日本側はロシアの管轄下で共同活動を進めれば北方領土のロシアの主権を認めることになると懸念し、明確な返答は避けたとされる。現状は、12月の首脳会談が北方領土返還の「ゴールでなくてスタートだ」という厳しい見方が多い。

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