片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2016.11.22

1095号 「やっぱり!トラさん」(11月21日)でのコメント

 「FMおかやま」の標記の番組に出演、私のコメントは大要、次のとおりです。

 ① 1117日(日本時間18日午前)に安倍・トランプ会談がニューヨークで行われた。45分間の予定が倍の1時間半となった。トランプ氏にとって大統領当選後他国のトップと会談するのは最初だが、大変うちとけて親密な雰囲気で行われたようだ。安倍首相は、トランプ氏は信頼できる指導者であり、大統領就任直後にまた会うことを約し、会話は日米関係の基本についてだと語った。同席者はトランプ氏の長女のイバンカ氏、その夫のクシュナー氏、安保担当の補佐官となるフリン氏だが、早速米国では「政治の私物化だ」との批判が出ている。私はこのトップ会談は成功だったと考えるが、その効果はもう少し時間が必要だろう。

 ② 私はTPP特委の質問で、安倍首相に案外トランプ氏とウマが合うのではないかと指摘したうえで、トランプ氏を説得するよう要請した。世界のGDP4割を占める巨大な自由貿易圏ができ日米主導で自由で公正な貿易・投資ルールができることは米国にとって大きな利益になるし、TPPは日米の安全保障上も強いよりどころとなる。アジアの他国も加盟を希望しており、中国に対する牽制としても効果的だ。とすれば米国以外の11か国をまとめて、引続き米国にTPP加入を働きかけて行くことしかない。合意したTPPを早急に発効させるという既定方針が最善の道だ。

 ③ トランプ氏は当選後、TPPについて発信はしていない。選挙中とは違う落着いた柔軟な感じがある。しかし選挙中強調したことを安易に変えるとも思えないので、今世界中が固唾を飲んで見守っている。安倍首相の会談は一部の野党がいう朝貢外交などではなく、正しい判断だった。良い結果が出ることを期待したい。

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