片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2016.12.06

1099号 「やっぱり!トラさん」(12月5日)でのコメント

 「FMおかやま」の標記の番組に出演、次のようにコメントをしました。

 ① 2日の衆院内閣委でIR法案(カジノ法案)が自民党、日本維新の会、公明党(自主投票)などの賛成多数で可決され、今国会で成立の公算が大きくなった(実際は6日に衆院本会議で可決)。早ければ9日の参院本会議で可決成立する。

 ② IRとは大型ホテル、国際会議場、飲食店、商業施設などが一体となった施設群を指し、その一部にカジノが含まれる。今回の法案はプログラム法案とよばれるが、IRの整備促進を政府に求め、基本理念、国の責務等を示しつつ、一年以内をメドに法制上の措置を定めることを要請しているものだ。運営事業者の選定基準や手続き、ギャンブル依存症対策、カジノを規制する政府の管理委員会の業務など具体的な内容はすべて実施法で定められることになる。

③ それではIRがどこに整備されるかだが、申請は「手あげ方式」で希望するところから選ばれる。手を上げるには地方議会の議決か住民投票の同意を要件とした方がよい。そして申請団体中から国が一定の審査基準の下に認定する。今、取り沙汰されている固有名詞は、2025年を目指す大阪万博とのセットを狙う大阪府・市、横浜市、北海道、佐世保市等だが、実際はよく判らない。

④ 世論調査をみると、カジノ解禁には賛否両論があり、根強い反対も多い。1年後にできる実施法の中でどれだけギャンブル依存者対策(カウンセリング、入場制限、医療体制などを含む)を徹底できるか、どれだけの規制強化で反社会的勢力の関与(マネーロンダリング等を含む)を排除できるか、それによって国民が真に安心できるかがカギとなろう。

                   

 

お知らせ 127日(水)午後335分頃から、「党首討論」(NHKTV中継入り)に出演します。時間の許す方はご覧下さい。

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