片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2016.12.28

1106号 「ズバリ!トラさん」(12月27日)でのコメント

 「FMくらしき」の標記の番組に出演、私のコメントは大要は次のとおりです。

 ① 「今年のマサカ」は、トランプ氏の次期米大統領当選と国民投票による英国のEU離脱だと言われるが、どちらも来年からが本番となる。トランプ氏はすでにツイッターやホームページでの発信が物議をかもしているが、次々に発表される新政権の人事も賛否両論があって世界中がかき回されている。EUは来年はオランダの総選挙、フランスの大統領選挙、ドイツの総選挙と続く。韓国の大統領弾劾後の展開、中国・習主席やロシア・プーチン大統領の動向も目が離せない。

 ② 2728日と安倍首相は真珠湾を訪問、オバマ大統領とともに戦没者慰霊と不戦の誓いをし、最後の首脳会議を行う。オバマ氏の広島訪問に並ぶ動きで、戦後の日米間の大きな「くぎり」となろう。日米の世論も好感を持って迎えている。

 ③ 小池新都知事が誕生して5ヵ月となった。どちらかというと今までマイナーであった東京都政をメジャーにしたのは、小池氏の功績だ。しかし、東京都は日本の中で特別の地位と抜群の経済力・財政力を持つにもかかわらず、それにふさわしい都政をして来なかったことが改めて浮彫りになった。オリンピックの準備にしても、組織委のあり方を含めて問題だらけだ。どう立て直すのか、敵をつくる劇場型手法だけでは、うまく行かないのではないか。

 ④ 来年度予算案が閣議決定された。一般会計の総額は974547億円で史上最大、一般歳出は58.4兆円、うち社会保障費は32.5兆円を占める。税収、国債発行額はほぼ前年度並みだが、来年度末の国・地方の借金総額は1094兆円となり、GDPの約2倍だ。「財政再建は遠く、構造改革はなし」との批判も仕方がない。

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