片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2017.02.20

1117号 NHK・「日曜討論」(2月19日)でのコメント

 標記の「与野党に問う 日米同盟・北朝鮮問題」で、大要次のコメントをしました。

 ① 1011日の日米首脳会談は、私は大成功だったと思う。両首脳は相性もよいが、まさに異例の厚遇、別荘に招いて2泊しゴルフも27ホール。結果は、日米関係の親密さ、日米同盟の強化を世界中に印象づけ、共同声明でみる安全保障は「満額回答」、難しい通商等は実質は先送りなものの麻生・ペンス両氏をトップに経済対話の新しい仕組を作るとした。後はトランプ氏の変わり身の早さが気になるところだ。

 ② トランプ氏は思い込みが激しく、従来の経緯等を無視した発言は物議を醸すが、言えば判るし誤りは直せるのではないか。超大国アメリカの大統領は世界のリーダーだ。安倍首相はパートナーとして良きアドバイザーにならなければならない。

 ③ 日米同盟強化には、これまでの米国依存から脱却し、自立への覚悟、詳しくは防衛予算の増強や装備の拡充、要員の配置等々が求められよう。敵基地攻撃能力の保持も検討されてよいが、それらはあくまで自国防衛の範囲である必要がある。

 ④ 北朝鮮の新型弾道ミサイル発射につき、国連安保理は非難決議をしたが、20回に及ぶ実験の都度何度も決議し経済制裁を強めたが効果なく、北朝鮮の核・ミサイル開発は着々と進化している。日米韓3か国が結束し、中国に北朝鮮を本気で抑止させる必要がある。わが国でもTHAAD配備が真剣に議論され始めた。

 ⑤ 新たな経済対話では、アメリカのために日本が何ができるか。雇用増とインフラ投資、AIやロボットの共同開発等は恰好のテーマだ。アメリカ経済が良くなることは日本経済も良くなることだ。日米FTAは受けて立てばよい。ただしベースはTPPとして、その上で時間がかかっても米国をTPPに引き戻したいと考える。

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