片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2017.02.21

1118号 「やっぱり!トラさん」(2月20日)でのコメント

 「FMおかやま」の標記の番組でのコメントは、大要次のとおりです。

 ① 北朝鮮の金正恩委員長の異母兄金正男氏が13日、マレーシア・クアラルンプールで殺害された。マレーシア警察は19日、事件後初の記者会見を開き、容疑者として北朝鮮国籍の男4人の身元を特定したと明らかにした。いずれも事件当日にマレーシアを出国している。すでに実行犯の女2人組のほか、北朝鮮国籍の1人を逮捕済みだ。これで北朝鮮の対外工作機関・偵察総局による犯行の可能性が一段と高まっているが、今政治的影響力がほとんどない金正男氏を何故殺害したのか依然謎のままだ。事件をきっかけに北朝鮮への国際的圧力は一層強まると思われる。

 ② 北朝鮮は、安倍・トランプ首脳会談の最中に新型の中長距離弾道ミサイルを発射した。89度の角度で発射され約500km飛行し日本海に着水した。固定燃料を用い、地上移動発射台を使用、技術面で大きな改良が見られるという。国連安保理は直ちに非難声明を出し、日米韓3か国も協議したが何の決め手にもなっていない。米国などが中国にも対北朝鮮への圧力を要請したところ、中国は今回は北朝鮮からの石炭輸入を年末まで停止すると発表した。効果は定かでないものの大きな前進だ。

 ③ 韓国のサムソングループの事実上の総帥であるサムソン電子副会長の李在鎔(イ・ジェヨン)氏が贈賄容疑で逮捕された。朴大統領らから資金提供の見返りに便宜供与を受けたとの疑惑だ。現在、弾劾裁判中の朴氏にはプラス材料ではない。かりにこれらで大統領選が前倒しとなり、有力候補とされる文在寅(ムン・ジェイン)氏が大統領になれば、さらに北朝鮮と宥和政策が進み、韓国はガタガタになると評されている。果たしてこの情勢下、日韓米3か国の結束をどう図るべきか。

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