片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2017.03.03

1120号 予算委・基本的質疑(3月2日)での質問(その1)

 来年度予算案等について予算委で安倍首相らに質問、その大要は次のとおりです。

 ① トランプ大統領が就任して32日で41日目だ。世界中がその言動に振り回されているが、先だっての日米首脳会談は成功だし、安倍首相は異例の厚遇を受けた。グッド・ケミストリーとのことだが、何が理由か。また、トランプ氏はどういう人物か、話せば判るし、間違いは直す、率直・明快な人物か。米国は超大国だし、そのトップは世界のリーダー、世界の警察官でなくてもその役割は担う、首相には同盟国のトップとして補佐し、コーチをする必要があると思う。

 ② 今回の共同声明には、日本が安全保障につき懸念して来たことが「満額回答」となって盛られていることに驚いた。尖閣諸島への安保条約5条適用や通常兵器使用の言及は日本側から求めたのか。北朝鮮の脅威に対して日米同盟が「安全確保の完全な能力」を持ち、米国が「(わが国の防衛に)完全にコミット」するとは、米国が武力行使すると理解してよいか。北朝鮮への防衛体制としては、ミサイル防衛システム(サードの設置)と敵基地攻撃能力の両方が私は欲しい。

 ③ 今後は首相の言うように、「日本独自の防衛努力」や「日米同盟の中での役割の拡大」が必須となるが、それは米国製の装備やシステムの大量導入と配置から始めるべきだ。そのため日本の防衛予算がGDP1%を超えてもやむを得ない。NATOでは守られていないものの、各国GDP2%の国防費が義務付けられている。

 ④ トランプ政権が10%増と急激な国防費の増額をめざしているのは、レーガン政権が軍拡競争でソ連を破綻させたような世界戦略を描いてのことか。ところで、米国の国防費急増は、日米同盟の中で日本の役割にどのような影響を及ぼすか。

 

 

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