片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2017.05.10

1138号 「ズバリ!トラさん」(5月9日)でのコメント

 「FMくらしき」の標記の番組で、大要次のようなコメントをしました。

 ① フランス大統領選は7日、決選投票が行われ、開票の結果マクロン氏が得票率66.1%で、同33.9%のルペン氏を過去3番目の大差で破った。投票率は74.6%と69年以来の低さとなる見込み。マクロン氏はEUとの関係を重視、その枠組みを堅持すると見られることから市場は歓迎、国際的にも株価は高騰した。マクロン氏は39歳、現体制下では史上最年少の大統領となる。ENA出身のエリートでオランド政権の経済相を務めた。ただし、夫人は元高校の教師で25歳年上。6月に行われる下院選挙で自から率いる組織が勝てるかどうかが注目されている。

 ② 韓国大統領選は「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)氏が「自由韓国党」の洪準杓(ホン・ジュンピョ)氏、「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)氏を抑えて当選(10日確定)。文氏は「従北」と言われているが北朝鮮にどのような宥和政策をとるのか、日韓合意は破棄となって再交渉か。慰安婦などの歴史問題と経済などの現実問題を切り離す「ツートラック戦略」がとられそうだ。

 ③ 憲法記念日に安倍首相の踏み込んだ憲法改正の意見表明があり、与野党始め各方面で騒然となっている。憲法第9条に第3項として自衛隊を書き込む、高等教育を無償化する、その施行をオリパラのある2020年から行うことがその内容だ。衆参の憲法審査会でどう対応するか、各党の態度が問われている。

 ④ 北朝鮮問題は、米国の圧力が中国を本気にさせ、中国の圧力が北朝鮮に利いて来ている感じがある。この圧力をさらに続けて強めるとともに、もう一方の対話をどう進めるのか、6者会議も実効が疑問だし、直の米朝協議はリスクが大きい。

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