片山とらのすけ

おおさか維新の会

メールマガジン

一覧はこちら

2017.07.11

1156号 「ズバリ!トラさん」(7月11日)でのコメント

 「FMくらしき」の標記の番組で、大要次のとおりコメントしました。

 ① 72日投開票の東京都議選の結果はご承知のとおり、小池支持勢力が69と圧勝した。小池氏は2元代表制との関係に配慮して都民ファーストの会の代表を辞任。自民党は歴史的惨敗で過去最低の38を大きく下回る23、民進党も僅か5だった。都議選に国政の不首尾、不人気がそのまま反映したわけだが、小池知事も安閑としておれない。勝過ぎの反動がこわいし、諸課題の答えはこれから出る。

 ② 内閣支持率が軒並み30%台という急落の中で、安倍首相は83日前後の内閣改造、党役員人事を表明。人事で目先を変えるのは支持率回復の古典的な手法だが、安定感と改革突破力を併せた人心一新ができるかどうかは判らない。逆に骨格を変えねば新鮮味がなく、変えれば安定感を欠き長続きしない。「おごり」「ゆるみ」「お友達」の他に、第2次安倍政権となって4年半で、国民の側に飽きもある。

 ③ テロ等準備罪法が11日から施行、国際組織犯罪防止条約に正式に加入となる。同罪は組織的犯罪集団の活動として、2人以上で犯罪を計画し、うち1人以上が計画の実行準備行為を行った場合、計画した全員を処罰するものだ。刑法の既遂処罰の原則を転換するだけに国民の不安は根強く、捜査当局は恣意的な運用を厳に排することがまず肝要だし、わが党主張の取調べの可視化の徹底が早急に求められる。

 ④ 10日に衆・参両院で内閣委・文科委合同の閉会中審査が行われ、前川前次官らが参考人招致された。前川氏は「首相官邸の関与がある」と強調、一方政府側は「一点の曇りもない」と新設の正当性を訴え平行線。野党側はさらに予算委集中審議等を求める構えだが、与党側が応じるか。今迄の例だと、やればやる程拡散する。

                                   

 

 

○お知らせ 17日(月・祝)午後9時から10時まで、BS11・「報道ライブ21 INsideOUT」に出演します。時間の許す方はご覧下さい。

ページトップへ