片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2017.09.05

1165号 「やっぱり!トラさん」(9月4日)でのコメント

 「FMおかやま」の標記の番組に出演、大要次のようにコメントしました。

 ① 北朝鮮は3日正午、昨年9月以来6回目となる核実験を実施した。朝鮮中央テレビは大陸間弾道ミサイル(ICBM)搭載用の水爆実験に完全に成功したと発表した。わが国の気象庁はマグニチュード(M6.1程度と推定、過去に比べ「少なくとも10倍程度大きい」と分析している。政府はこの核実験を受けて国家安全保障会議(NSC)を2回開き、安倍首相は米ロ首脳とも電話会談を行ったが、トランプ米大統領との協議では北朝鮮に対し「これまでになく強い圧力をかけていかなければ」との認識で一致した。また国連安保理での緊急会合開催に向けての調整に入った。

 ② 国連安保理は新たな制裁決議採択に向けて協議は急ぐとみられるが、日米韓は北朝鮮の核兵器、ミサイル開発で重要な石油の禁輸を制裁項目に加えるよう主張する見通しだ。しかし、権益を握る中国とロシアが同意するかどうかは不明だ。中国は北朝鮮に今回も面子をつぶされた思いはあるものの、決定的に追込むことには躊躇があり、ロシアはさらに慎重のようだ。一方、両国ともに北朝鮮を許せば日本や韓国などにも核武装が必要だとする核ドミノ論が出て来ることへの警戒がある。

 ③ もはや旧聞となるが、829日午前6時前にまたも北朝鮮は、事前通告なく中距離弾道ミサイル・火星12型を発射した。日本海を横断し北海道の襟裳岬の1180km先の太平洋上に落下したが、飛翔距離は約2700km、今年では13回目の発射となる。金委員長はグアムへの前奏曲と称しながら、今後も日本を超えて太平洋に発射すると表明、その直後に核実験を行った。国際社会の圧力や米国、日本、韓国等の対応について高を括っている感じがしてならないのが私には大変遺憾だ。

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