片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2018.03.22

1205号 「ズバリ!トラさん」(3月22日)でのコメント

 「FMくらしき」の標記の番組で、大要次のようにコメントしました。

 ① 森友学園への国有地売却に絡む決裁文書改ざんを受けての報道各社の世論調査で内閣支持率が急落、とくに財務省が改ざんを認めた12日以降の調査では、10%以上下落し30%台に低迷する一方、不支持率が支持率をすべて上回っている。また、安倍首相の責任についても「大いに」と「ある程度」で7~8割の数字だ。こういう状況下に与党は危機感を強めており、佐川氏の証人喚問を行うことに合意した。盤石と見られた安倍首相の自民党総裁3選も揺らいでいる。

 ② 森友学園文書改ざん問題で国会審議は停滞。野党は佐川氏証人喚問で衆参における審議拒否は止めたものの、今なお不穏だ。来年度予算案は自然成立するが、予算関連法案、日切れ法案はそうは行かず、遅れれば景気回復や国民生活に重大な影響が出る。野党としては政権にダメージを与えるのはこれしかないとし、ゆるめる姿勢はない。わが党は国政の重要課題山積のなか、今後の森友問題等の究明は専門の特別委で、調査も中立の第三者機関が行うべきことを提案している。

 ③ 米朝首脳会談は、トランプ氏の「会う」という即答により、5月末までに行われることとなったが、金委員長がその後沈黙を守っているのが不可解で、北朝鮮の「時間稼ぎ」だとする見方が根強い。通常は下から協議を積上げて行き、最終的に決定するのが首脳会談だが、今回はぶっつけ本番だ。さらに、米政権に核放棄に持っていくだけの交渉準備や体制が整っていないこと、国務長官は交代、特別代表は辞任、駐韓大使も不在、また高官も議会の承認待ちであること等も憂慮されている。ここはトランプ氏と良い安倍首相の出番で、4月中旬には日米首脳会談が開かれる。

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