片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2018.07.02

1228号 党首討論(6月27日)での私の意見

 今国会で2度目の党首討論があり私も参加、その大要は次のとおりです。

 ① 私は冒頭に「党首討論」そのものを採り上げ、前回は1年半も開かれずに居たのに今年は2度目で28日の間隔、いかにも「場当たり的」かつ「国対の談合的」。「党首討論」を長く続け国会のメイン・イベントにするつもりなら、そのあり方や日程、時間などを本気で見直し、しっかりしたルールづくりをする必要がある。

 ② 参院議長のもとに改革協をつくり17回も協議したにもかかわらず結論が出ない中、自民党は定数6増を中心とした改革法案を突如国会に提出した。内容については一度も議論していないものだ。来年10月には「三度目の正直」で消費税が10%に上がり、国民の負担が増える。地方は人口減少が続き地方議会の大幅定数減が検討されている。こういうときに参院の議員定数を6増する法案が出され、地方で地方議員の年金復活論が主張される。自民党一強の驕りで国民の理解は得られない。

 ③ 定数6増のうち、一票の格差是正のために埼玉県に2増するのは、他に方法はあるけれどもまだ判る。しかし比例の4増は、前回自民党も賛成して導入した合区の県を実質的に救済したいだけのようで理解できない。一票の格差是正は半数改選制の参院にとって常に重い課題だが、それを増員せずに行おうと先人は大変な苦労をして来た。自民党はもっと謙虚にならなければならない。

 ④ わが党は、「身を切る改革」を最大の政策に掲げ、大阪などで実践し大きな成果を上げている。今もわが党の全国会議員は議員報酬の手取り2割を拠出し、被災地自治体等へ寄付を続けている。他党は同調を求めても応じない。自民党総裁としてせめて定数増だけでも止めるように指導すべきでないか。

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