片山とらのすけ

おおさか維新の会

メールマガジン

一覧はこちら

2018.07.31

1235号 「やっぱり!トラさん」(7月30日)でのコメント

 FM「おかやま」の標記番組で、大要次のようにコメントしました。

 ① 29日午前89時に、西進台風が岡山県を通過、九州方面に向かったが、県内は大した被害はなく終わる。今回は、予報も避難指示・勧告等も豪雨時よりも早目で万全な対応となり、豪雨災害の学習効果が出たように思う。台風通過後、直ぐに天気は回復したけれどもJRは一日中動かず、ボランティアの支援も休止。

 ② 豪雨災害で出された避難指示・勧告の対象は最大で860万人超、しかし実際の避難者は3万人以下で、このことが被害拡大の一因になったと見られる。広島県の例では6日夜、最も大勢の人を対象に避難指示・勧告が発出されたのにかかわらず実際に避難した人は僅か0.3%程度の600人余だったと言われる。

 ③ 岡山県内で夏の恒例行事である花火大会の中止が相次いでいる。豪雨で被害を受けた高梁、総社市を始め最大の岡山市の大会も警備体制等が整わず結局9大会が中止、7月下旬から8月下旬予定の花火イベント20のうち約半数が実施見合せ。

 ④ 豪雨による農林水産被害額は時日の経過とともに増えているが、26日時点で農地・農業用施設787億円、林野関係7309千万円、農作物関係907千万円との報道。岡山県の農作物では土砂の流入や冠水等により、水稲、ブドウ、モモなどへの被害が報じられているけれども、県全体への影響は限定的のようだ。

 ⑤ 7月の豪雨災害や西進台風をみるとき、災害の形態が昔と異なって、言葉は悪いがスピード化し悪質化しているように私には感じる。かっての定型的な災害への対応では今や十分ではなく、予報も避難指示・勧告も、自衛隊の出動もすべて先手必勝、早目早目であることが必要、今回の尊い犠牲を無駄にしてはならない。

ページトップへ