片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2016.10.27

1088号 「ズバリ!トラさん」(10月25日)でのコメント

 「FMくらしき」の標記の番組に出演、私のコメントは大要、次のとおりです。

 ① 衆院補選が23日、東京10区と福岡6区で行われ、予想通り小池知事支援の若狭勝氏と故鳩山氏の次男鳩山二郎氏が圧勝した。いずれも自民党だが、若狭氏は都知事選での造反組で反都連、鳩山氏は県連の反対で当選して追加公認というそれぞれの事情を抱えている。16日は反原発の米山新潟県知事が誕生したが、今回の補選と合わせ、噂されている衆院解散が早くなるのか遅くなるのか、それは判らない。

 ② 小池劇場で、テレビ、新聞等のメディアはこのところ小池都知事にジャックされた感がある。バッハIOC会長の訪日と活躍で一件落着風だが、ボート会場も復興五輪その他もうまく落着くのかどうか。私の持論は、ハードで大金をかけるのでなく地味な五輪、できるだけ安上り、許されるなら応急でもよく、レガシーはソフトな「おもてなしの心」や「豊かな伝統、文化、自然」で十分ではないかと思う。

 ③ 17日、「天皇の公務負担軽減に関する有識者会議」の第1回会合が開かれた。メンバー6名の初顔合せと今後のヒアリング等についての協議だが、女性・女系天皇や女性宮家創設は検討しないことが明らかにされた。出席者からは「スピード感を持って検討を進めることが重要だ」との意見が出されたという。

 ④ 7月執行参院選(選挙区)に係る選挙無効訴訟の一連の高裁(支部)判決が出、118日まで続く。1020日まででは、「違憲状態」とする判決が5件、「合憲」とする判決が4件と伯仲している。ただし、「違憲状態」でも合理的期間未経過として選挙無効にはしていない。一方では合区反対論が強く、憲法改正をしても都道府県代表としての位置付けを与えようという動きも出ている。

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