片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2016.12.14

1101号 「ズバリ!トラさん」(12月13日)でのコメント

 「FMくらしき」の標記の番組に出演、私のコメントは大要、次のとおりです。

 ① 日ロ首脳会談は、いよいよ15日、16日に行われる。長い間懸案だった北方領土(4島)の帰属と平和条約の締結について、突っ込んだ話し合いがなされるだろうし、それに密接に絡む日ロ経済協力案件もある。日本は8項目を提示し、ロシア側は68事業を並べた。ロシアとソ連への複雑な感慨から、国民の意識も「日ロ交渉は期待できない」「うまく行かない」が世論調査では78割もいる。私は先だっての党首討論で、長門会談は「ゴールでなくてスタート」だと首相に進言した。

 ② カジノを含むIR法案が大詰め、14日の会期末までに上げるのか、それとも会期を再延長するのか、さらには今国会は見送るのか。この法案は議員立法でプログラム法案、一年以内にIRやカジノについて具体の制度設計をした実施法案を政府に策定するよう要請したものだ。IRの整備にはほぼ異論はないものの、カジノを解禁、そのデメリットが顕在化することへの大きな不安が強い反対論となっている。その解消策は、私はこれも党首討論で、この機会にギャンブル、アルコール、薬物等すべての依存症対策を5か年計画でもつくって徹底して行うこと、反社会的勢力の介入を許さない世界で最も厳しいカジノ規制を行うとともにマネーロンダリングを排除することの2点を断行、国民を安心させることが先決と強調した。

 ③ 9日韓国国会は、朴大統領の弾劾を23456で可決した。直ちに大統領の職務は停止され、180日以内に憲法裁判所が弾劾の妥当性を判断、妥当なら罷免、否なら棄却されて職務に復帰できる。裁判所の判断は世論の影響もあり予断は許さない。これで年内に行う予定だった日中韓3か国サミットは流れた。

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