片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2017.05.30

1145号 「やっぱり!トラさん」(5月29日)でのコメント

 「FMおかやま」の標記の番組で、大要次のようにコメントしました。

 ① 29日午前549分に、北朝鮮はスカッドミサイルを発射、約470km飛んで日本のEEZに着水した。本年に入って9回目の発射で、日本政府は直ちに厳重抗議をし、イタリア・サミットでは北朝鮮問題が大きく採り上げられた。米国が空母3隻体制による軍事演習を行うなど圧力を強化する中で、それに屈しない姿勢を見せる意味があるのか、単なる発射実験なのか、北朝鮮の真意は不明だ。

 ② 26日から27日にかけてイタリア南部シチリア島タオルミーナで開かれたG7が終了した。出席者のうち安倍首相は6回目、12回目の独・メルケル氏に次いで古く、トランプ氏など4人は新人だ。日本の関心事は北朝鮮包囲網だが、米国は米国第一の公正な貿易、欧州は英国離脱とEU維持にある。通商などの「保護主義に反対」は声明に入ったものの、パリ協定には米国は賛同しなかった。G7全体の結束はゆらぎ地位の低下は否めない。一方イギリスのマンチェスターの自爆テロなど世界的にテロが拡散、テロに厳しく対処することでは意見が一致した。

 ③ 加計学園の獣医学部設置問題は、前川前文科事務次官の記者会見により、さらに大きな波紋を呼んでいる。前次官が「総理のご意向」「官邸の最高レベル」などと書かれた文書を共有したことや「黒を白と言われ、行政が歪められた」と表明したからだ。特区に激しく抵抗し、岩盤規制を守ろうとしたのは文科省自体で、それほど反対なら何で次官在職中に発言しなかったのかという批判は多い。4野党は前川氏の証人喚問を要求、ご本人も出てもいいとのことだが、与党は拒否している。この問題は、今後の重要法案の国会審議とも絡み予断を許さない状況だ。

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