片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2017.06.13

1152号 「ズバリ!トラさん」(6月13日)でのコメント

 「FMくらしき」の標記の番組で、大要次のようなコメントをしました。

 ① 天皇退位特例法は、9日の参院本会議で全会一致(自由党のみ退席)で成立した。施行は公布の日から3年以内、即位や改元は201911日と41日の2つが報じられている。法案はあらかじめ衆参の正副議長が「立法府の総意」をとりまとめそれに基づき内閣が策定したもので、両者のコラボで極めてスムーズに成立した。次の課題は、皇位の安定的な継承の確保策と女性宮家の創設についてだ。

 ② イタリアで開かれた環境G7が終了した。米国はパリ協定からの離脱を改めて表明したのち、地球温暖化対策にはパリ協定の枠外で取組むことを主張した。米国の大手マスコミによれば米国民の約6割はパリ協定離脱に反対しているという。山本環境相はプルイット米環境保護局長官と会談、説得したが不調だった。

 ③ 松野文科相は9日、加計学園問題で内閣府と文科省のやりとりを記録した文書について追加調査をすると発表した。首相からの指示だという。早急に調査し発表することには賛成だ。この問題は経緯もさることながら事柄の是非を中心に議論すべきで、専ら政局の具にしていることに批判が増えている。

 ④ 北朝鮮がまた弾道ミサイルを発射した。4週連続、今年になって10回目だ。今回は短距離の地対艦巡航ミサイルとのことだ。米国の空母等の圧力に屈せず、われわれにはこれだけのミサイルを保有、発射できる力があるとの誇示だろうか。

 ⑤ テロ等準備罪法案は大詰めとなった。与党が参院法務委で採決に持込めば野党は法相問責決議案を出す構えだ。さらに内閣不信任案も用意しているという。会期末まで後5日、予断を許さない攻防が続く。

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