片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2017.07.31

1160号 「やっぱり!トラさん」(7月31日)でのコメント

 「FMおかやま」の標記の番組で、大要次のようにコメントしました。

 ① 北朝鮮が28日午後1142分にICBMと見られる弾道ミサイルを発射した。今年に入って11回目の発射で、ICBMとしては2回目だ。45分間、3500km飛んで、日本のEEZ内である奥尻町から150kmの地点に着水した。この日は、朝鮮戦争の休戦記念日である27日の翌日。奇襲戦法のつもりか、この日の深夜となった。

 ② 日米韓3か国は直ちに北朝鮮への圧力をかける制裁強化に合意したが、中国・ロシア両国の反応はにぶい。トランプ米大統領は、中国の対応に強い不満をもらし、独自の金融制裁等を強めているが、どれだけの効果があるのか不明だ。韓国は度重なる対話のよびかけを無視されての発射だけに面子なく、米国との軍事演習を増強し、サードの配備も急ぎ始めた。北朝鮮は米国との直接交渉が狙い、しかし米本土攻撃が可能となる状況となり、米国が軍事オプションをとる可能性も皆無でない。

 ③ 稲田防衛相は28日、南スーダンのPKO活動に派遣された陸上自衛隊の日報を巡る問題の監督責任をとり、特別防衛監察結果の報告の後、辞任した。また、事務方トップの黒江事務次官、陸自トップの岡部陸幕長も辞任した。安倍首相も任命責任を認め、改めて陳謝した。内閣改造までの防衛相は岸田外相が兼務する。

 ④ 特別防衛監察は、本来は防衛相が部下に対して行うものであるが今回は本人も対象になった。その結果は、日報を非公表や隠蔽とした判断をめぐり稲田氏の関与は否定されたものの、報告を受けたこと等はありうると示唆し、曖昧な報告となった。稲田氏への批判については多くの指摘のように、防衛相として適性を欠くうえに、首相が重用を続けたことへの強いやっかみもあることが拍車をかけた。

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