片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2017.11.30

1178号 「ズバリ!トラさん」(11月9日)でのコメント

 「FMくらしき」の標記の番組で、大要次のようにコメントしました。

 ① トランプ米大統領の慌ただしいアジア歴訪は、米国外交の重点がアジアに移りつつあることを如実に示した。現在世界の最大の関心事は北朝鮮問題であるが、当の北朝鮮はもとより、米国と並ぶ世界の大国をめざす中国、米国の最大の同盟国である日本、続く韓国、今後の世界経済の成長エンジンであるアジア各国と揃えば当然だろう。日米首脳間では、北朝鮮に最大の圧力をかける局面との認識で一致、また「自由で開かれたインド太平洋戦略」を共通の方針としたことの意味は大きい。

 ② 8日、トランプ大統領は韓国国会で演説、北朝鮮に対し「我々を過小評価し、我々を試そうとしてはならない」と強く警告、中国とロシアを名指しして国際社会の圧力強化を要求、その上で非核化に応ずるならば対話すると呼びかけた。北朝鮮を「地獄」「カルト国家」と糾弾、拉致を激しく批判した。8日は中国へ、9日に習近平主席と首脳会談、対中貿易赤字縮小や中国市場参入障壁問題にも言及する見通しだ。10日からベトナムでのAPEC首脳会議に出、12日にはフィリピンでドゥテルテ大統領と会談し、ASEAN関連の首脳会議に出席する。

 ③ 消費税は税率8%のうち6.3%が国の税収、残り1.7%分が地方消費税だ。平成28年度の税収は約4.7兆円、現行は「消費額」で75%、「人口」で17.5%、「従業員数」で7.5%に応じて配分される。財務省は先日の財政審でこの配分方法の見直しとして、「人口」のウェイトを増やす、65歳以上の高齢者や15歳未満の子どもの人口を重視する等の提案をしたようだ。しかしこの税は消費税でかつ地方税、税制度としての筋をしっかり守らなければ、納税者の納得は得られないと思う。

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