片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2017.11.07

1177号 「やっぱり!トラさん」(11月6日)でのコメント

 「FMおかやま」の標記の番組で、大要次のようにコメントしました。

 ① トランプ大統領が5日に訪日し、6日に第5回目の日米首脳会談が行われる。電話会談もすでに16回、世界各国首脳の中ではトップで、ゴルフなどで両首脳の親密さを世界に示した。今回の会談のテーマは、第一に北朝鮮問題だが、これには核・ミサイル開発だけでなく拉致問題も加わる。6日大統領は横田夫妻など拉致被害者家族に加えて、曽我ひとみさんにも面会する。第二は貿易不均衡、すなわち対日赤字解消について。第三は開かれた自由なインド洋太平洋にする、中国の力づくの海洋進出を止めることだ。北朝鮮に対しては中国を含む国際連携のもと強い圧力をかけ続け、対話を北朝鮮側から申し出るようにすることが目標だろう。

 ② 特別国会の会期は、結局与党が譲歩し39日間となった。首相の所信表明を聴取し、衆参で本会議の代表質問や予算委審議が行われるのは当然だろう。618日に通常国会が閉会、以降国会審議が(閉会中審査を除き)行われないなどということはあるべきでない。予算委での与野党質問時間の割り振りが揉めている。現在の与党2:野党8を是正したいようだが、与党質問はヨイショや陳情が多いことは事実だし、野党質問もモリ・カケ問題のようにパフォーマンスと人身攻撃に終始するのではどちらも救われない。与野党の冷静な協議と妥当な結論を望みたい。

 ③ 衆院の野党第一党は立憲民主党、参院の第一党は民進党でねじれていて、最終的に旧民進党は4つになった。判り易くなったという意見もあるが、野党の共闘体制が複雑になったことは確かだ。巨大な与党が結束し、小さい野党の方がバラバラなら勝負は自ずから明らかだ。さて今後どういう進行になるのか。

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