片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2017.12.01

1180号 「ズバリ!トラさん」(11月30日)でのコメント

 「FMくらしき」の標記の番組で、大要次のとおりコメントしました。

 ① 今特別国会での予算委審議が今週行われた。衆院が27日、28日、参院が29日、30日で、一日7時間コースの基本的質疑(かっての代表質問)だ。私も30日の午後2時半頃から質問に立った。今国会では与野党の質問時間の見直しが大きな議論となり、衆院では214時間を与党5時間、野党9時間に配分することで合意、与党36%対野党64%で、与党の時間は従前の2倍近くとなった。参院は私が自民党国対委員長時代の大昔に与野党折半のルールを決め今日に来ているが、少数会派に自民党の時間を少し回すのが慣例なので、今回は与党47%対野党53%になっている。

 ② 基本的質疑のやり方も衆参で異なる。衆院は「往復方式」と言い、質問と答弁を合わせた時間でカウントする。一方、参院は「片道方式」と称して質問時間だけをカウントする。したがって答弁がいくら長くても時間にカウントしない。一応計算上は答弁込みで時間を2.5倍と見込んでいるが、それより長くなることも短くなることもある。政府側の答弁は、衆院では長くし参院では短くするのが作戦。野党の方も細切れ質問をして答弁を沢山させて引き延ばす、昔はその方法がとられた。

 ③ 予算委での質問内容は衆参とも似ているが、立憲民主党、共産党等の左派グループはいわゆるモリカケ問題を中心に置いて激しく政府を追及しているが、希望の党や日本維新の会は安全保障や憲法改正問題等で党の独自色を打ち出している。森友学園については、会計検査院の報告を踏まえ、政府の対応として売却の経緯(異例が多い)や過去の答弁との整合性等が問われたが、政府は音声データは認めつつもその他の点ではこれまでの答弁のトーンを大きく変えていないように思う。

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