片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2017.12.14

1185号 「ズバリ!トラさん」(12月14日)でのコメント

 「FMくらしき」の標記の番組で、大要次のとおりコメントしました。

 ① 2か月半ぶりに北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、それはICBM級で米全土が射程内になる可能性が報じられた。今回は日本列島を越えて太平洋に打込まない(刺激的にならない)よう配慮しつつ、国際社会の非核化の強い要請には屈しないという北朝鮮の意思を明らかにするためと言われている。安倍首相は「まさに瀬戸際戦略」、しかし「いかなる挑発行為にも屈せず圧力を高める」と述べたが、正解だ。

 ② ティラーソン米国務長官は、北朝鮮との対話に関し前提条件なしで(非核化の意思を事前に示さなくても)対話をする用意があると述べた。一部では米国は焦っているとの見方も出ているが、トランプ大統領が同じ考えであるかどうかは不明だ。国連事務総長も来朝し、北朝鮮の外相らと会談をしたが進展はないようだ。

 ③ わが国のミサイル防衛態勢強化が急がれることから、政府は「イージスアショア」2基を導入する方針を決めた。1基あたりの本体価格が1000億円との見通しで本年度から予算措置を順次進めるとのこと。また、防衛相は、最大で900km程度の射程のある「長距離迎撃ミサイル」の導入の検討も表明した。ミサイル攻撃に対するシェルター整備や避難誘導訓練も巷では大きな議論となって来ている。

 ④ 北朝鮮籍とみられる木造船の漂流・漂着が秋以降日本海側で相次ぎ、遺体となっている事例も多い。北海道・松前では乗組員による窃盗事件まで起きた。背景には北朝鮮の深刻な食糧危機があり、全人口の7割にあたる1800万人が食糧不足に直面しているとの報道だ。脱北した兵士の体内から寄生虫が50匹以上摘出されたとか、別の事例では胃にはトウモロコシが少しあっただけとかの話題が絶えない。

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