片山とらのすけ

おおさか維新の会
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2018.01.01

1189号　新年のご挨拶

　皆様には、ご家族お揃いで、さわやかな新年をお迎えのことと存じます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

　昨年一年間もいろいろなことが起こり、私は時代の大きな節目を感じました。米国でのトランプ政権誕生と独自路線の発揮、相次ぐ北朝鮮による核・ミサイル実験による脅威、中国のめざましい台頭など、わが国を取り巻く国際環境が大きく変わりつつあります。国内では、都議選の結果と続く衆院選での自民党の圧勝、希望の党の失速と立憲民主党の躍進、その他の政党の不振は、政治に対する不信と期待の双方の強い民意の動きを発現しています。日経平均はバブル崩壊後最高値を超え、大企業を中心に業績好調と内部留保が進む一方、人手不足はすべての分野での深刻な課題となり、地方の衰退は止まりません。天皇退位法が成立、天皇制も新しい段階を迎えました。

　わが党は、残念ながら衆院選で議席を減らしました。ご支援頂いた皆様に改めてお礼を申し上げるととともに、ご期待に沿えなかったことを心からお詫び致します。

　しかしながら、今後自民党一強が続く中、与党に対し「改革保守」として切磋琢磨する野党の存在は不可欠であり、教育無償化など格差解消を主張しつつ、議員・公務員の「身を切る改革・徹底行革」を率先実行するわが党の存在意義はますます大きくなると考えます。特に、東京圏への一極集中と人口減少・少子高齢化の中、「地方分権・統治機構改革」を実現していくことは、わが党の政策の核心であり、私のライフワークでもあります。私は引き続きこれらの諸課題に全力を挙げて取り組む覚悟です。

　本年も、皆様の変わらぬご指導、ご支援を衷心よりお願いし、あわせて皆様のご健勝、ご活躍をお祈りして、新年のご挨拶と致します。

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