片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2018.08.09

1237号 「ズバリ!トラさん」(8月9日)でのコメント

 FM「くらしき」の標記番組で、大要次のようにコメントしました。

 ① 86日に広島、9日に長崎に原爆が投下されてから73年が経った。両市ではおごそかに平和祈念式典が行われた。投下の日に生まれた人も早や73歳、まもなく平成も終わる、昭和も原爆も遠くになりつつある感だが、原爆投下への想いを風化させてはならないと思う。広島には米国のハガティ駐日大使が参列し、長崎には初めて国連のグテーレス事務総長が出席した、国際的な認知度は進む。

 ② 核兵器禁止条約については、採択の牽引役を担った国際NGOICAN(アイキャン)が昨年末ノーベル平和賞を受賞した。日本政府は唯一の被爆国ながら条約に反対し、交渉会議に出席しなかった。安倍首相は核兵器国と非核兵器国双方の協力を得ることが必要だとし、日本が双方の「橋渡し」に粘り強く努める決意を述べるけれども、現実の国際情勢は逆に動いていている感があって、ともに遺憾だ。

 ③ 7日、安倍首相と五輪組織委・森会長らが会談、大会期間中の暑さ対策もありサマータイム(夏時間)の導入を検討するよう首相は自民党に指示する意向を示した。サマータイムは古くて新しい問題だ、欧米で古くから導入されているが、わが国では昭和23年にGHQの指示で導入、しかし4年間で廃止、平成5年には2年後導入という政府・与党の動きもあったが不発、東日本大震災時にも論議された。

 ④ 今回も政府は、国民生活や経済への影響を懸念して消極的のようだ。サマータイムで始まりが早くなっても終わりが同じなら全体が長くなるだけで、逆効果になる。また東京オリンピックまで後2年、2019年の試験実施には半年しかない。諸々の準備が十分できるかは不透明、相当なコスト増になるとの意見も根強い。

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