片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2016.11.08

1090号 「やっぱり!トラさん」(11月7日)でのコメント

 「FMおかやま」での標記の番組に出演、大要次のようにコメントしました。

 ① 「史上最低の選挙戦」と言われた米大統領選も最終盤を迎えたが、1028日、FBIがクリントン氏の私用メール問題について捜査再開を発表したことから、トランプ氏が支持率でクリントン氏を猛追し、46.6%44.8%となり、選挙人も216人対164人との予想で、予断を許さないこととなった。激戦州も1314州に増え、僅差で競り争っているのでこの選挙制度の特異さもあり、最後まで勝敗は判らないとされている。とくにトランプ氏の支持層には「隠れトランプ」が多いこと、コア部分が固いことが伝えられており、「怖いもの見たさ」の心理も加わって「トランプ氏大番狂わせ」の根拠となっている。この選挙の事前投票数は4割にも及ぶことも特色だ。8日に投票が行われ、早ければ8日夜(日本時間9日昼)には大勢が判明するが、新大統領の誕生に世界中の関心が集まっていることは事実だ。

 ② TPP協定等関連議案は4日、衆院特委で自民、公明、維新3党により可決された。民進、共産両党は抗議して退席した。与党は米大統領選が行われる8日までに衆院通過を予定したが、野党は失言を繰返した山本農水相の辞任を求めて反撥、それを阻止した。8日に通過すれば9日から参院の審議だが、その見通しは立っていない。それが無理なら次の定例日は10日なので、それが採決日となる。10日通過ならば、会期を延長した場合憲法の30日間ルールで、129日に自然承認となる。そのため政府・与党は129日を超える会期延長を検討し、一説には12月下旬延長説まである。今回の国会運営は与野党ともチグハグで、日程闘争が優先、TPP等の政策論争が少しも深まっていないとの指摘は残念だ。

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