片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2016.11.09

1091号 「ズバリ!トラさん」(11月8日)でのコメント

 「FMくらしき」の標記の番組に出演、大要次のようにコメントしました。

 ① 接戦の米大統領選は最終盤でまた波乱があった。クリントン氏の私用メール問題の捜査を再開したFBI6日、訴追を求めないとの結論に変わりはないと議会に通知した。これで、またトランプ氏猛追の選挙状況が変わり、クリントン氏の追い風になるとの見方だ。いずれにせよ、日本時間で9日午後大勢は判明する。

 ② 朴韓国大統領の友人崔順実(チェ・スンシル)氏による国政介入疑惑は韓国全土を揺るがせている。大統領は検察の事情聴取に応ずることを表明、刑事訴追をされない大統領が捜査を受け入れることは初めてで、任期を後14か月残す政権の命運は検察の手に委ねられることになった。朴大統領については親日、知的で冷徹と私は思い違いをしていたが、無法な北朝鮮や力で押す中国の動向をみるとき、日米韓3か国の緊密な連携は今以上に必要になる。このときこの状況は全く遺憾だ。

 ③ TPP関連議案の衆院通過が足踏みしている。4日に衆院特委での採決は自民、公明、維新3党(民進、共産は欠席)で行われたが、予定した8日の衆院本会議ができず、次の定例日の10日の採決も現時点では見通しが立っていない。政府・与党は衆院通過さえすれば憲法の30日ルールで自然成立するから会期延長をすれば済むとの考えか。12月末まで延長となれば、当然に衆院解散の話が出て来る。

 ④ 自民党は、総裁任期を「連続39年まで」と延長した。延長論が出てから3か月、党本部の会合でも異論もなく30分間ですんなりと決定し、自民党内の「安倍一強多弱」状態を明らかにした。かりに安倍首相が3選を果たせば総理在任は実に3567日、戦後最長どころか歴代最長の総理となる。

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