片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2017.10.30

1176号 「やっぱり!トラさん」(10月30日)でのコメント

 「FMおかやま」の標記の番組で、大要次のようにコメントしました。

 ① 総選挙から1週間。わが党は28日、常任役員会を開催し、1125日に臨時党大会を開き国会議員、地方議員を中心に広く意見を聞いて、代表選を行うかどうかを決めることにした。併せて今後の党の方向性についても協議することを予定している。今回の選挙でわが党は既成政党視され、国会活動や政策の独自性も目立たず、やや埋没感があったことは私も感じた。どうそれを回復、躍進して行くかは大きな課題だ。他党も形式はともかく、今回の選挙の総括は急いで行うと思われる。

 ② 今回の選挙で自民党は大勝したが、得票率でみると小選挙区でも比例でも決して圧倒的でなく、自民党議員自身が「実感がない勝利」と評している。安倍首相はじめ党役員、閣僚いずれも「謙虚に」政権運営を行うとの大合唱だが、早速麻生副総理は勝てたのは「北朝鮮のおかげ」と発言、批判を浴びている。麻生氏は明るく率直なのが持味なものの、しかし言ってよいこと悪いこと、言うタイミングと言い方もある、驕りととられてもやむを得ないのではないか。

 ③ 自民党は今後の国会で野党の質問時間を削減し、その分与党枠を拡大するよう野党側に提案する意向とのこと。与党2:野党8の配分がこれまでの慣例だが、若手議員の要望もあり与党分を増やしたい考えのようだ。私は参院自民党の国対委員長時代、参院には内閣や衆院をチェックする役割があるので、参院では与党にも時間を与えるべきと主張、野党の理解も得て衆院よりは多くの時間を獲得した。先日のNHKスペシャルでは、国会運営で必要なことは与野党の相互信頼と良好なコミュニケーション、さらには与党3:野党7の構えで物事を裁く姿勢だと強調した。

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